間取りをどうやって決めていけばいいのか分からない、という方も多いのではないでしょうか。ここでは、注文住宅の間取りの決め方について紹介しています。また、間取りを検討するときのポイントについても紹介しているので、みなさんの家造りに少しでも役立てたらと思います。

間取りの決め方

理想の間取りを考えようとしても、全くイメージがわかない、という場合もあるでしょう。ここでは、間取りを検討するために事前にやっておきたいことについて紹介しています。また、間取りを決める際の流れや注意点についても紹介しているので、参考にしてみてください。

においや音が気になる?注文住宅の間取りを決める上での注意点

ニオイが充満しないような間取りを考えよう

住み始めてからニオイが気になってしまう人も多いのではないでしょうか。しかし、住み始めてからでは対策が限られてしまうため、完全にニオイの問題を解決するのは難しいケースもあります。そのようなミスを避けるためにもニオイに気を遣った間取りを考えるのが大切です。例えば家族との憩いの場をイメージしてオープンスタイルのキッチンを希望する人もいるでしょう。オープンスタイルのキッチンは料理中にも家族の顔が見えやすいというメリットがありますが、ニオイという部分に注目すると料理中のニオイがリビングルームや他の部屋にも広がってしまうことが考えられます。ニオイに敏感な人はオープンスタイルのキッチンは避けた方が良いかもしれません。どうしてもオープンスタイルのキッチンを使いたい場合は風の流れを考えてキッチンを配置するのが大切です。

生活音が気になる人は間取りの段階で対策しよう

音に敏感な人は生活音がうるさく感じてしまうかもしれません。音の問題は間取りで対策が可能です。例えば寝室とトイレが隣接した間取りになっていると、夜間に誰かがトイレを使用したときの音で目が覚めてしまうかもしれません。寝室とトイレの間に物置のような別の空間を置くことで、生活音を気にせずに眠れる可能性が高まります。配管の配置によっては水が通る音が聞こえやすくなることもあるので、配管を意識した部屋の配置も重要なポイントです。また外に音が漏れることを気にしてリラックスが出来ないケースも避けたいでしょう。そのような場合は浴室やリビングルームを道路から離れた場所に配置するのが好ましいと言えます。睡眠を重視したい人は寝室を道路から離れた場所に配置するのが効果的です。

暮らしやすい間取りにするためのポイント

暮らしやすい間取りに仕上げるために、何を重要視すればよいのか分からない、という方も多いのではないでしょうか。間取りを検討するときに重要となるポイントとして挙げられるのは、家事動線と収納、採光と風通しです。注文住宅の間取りを決める際に、参考にしてみてくださいね。